鉄道写真はブレてしまうと、写真の価値が一気に落ちる。そのためにも予めどのくらいのスピードで撮影するか把握しておく必要がある。
まずブレは
1.写真を拡大すると目立ち、縮小すると目立たない。つまり画素数の高いカメラほどブレが目立ちやすい。
2.列車が写真に大きく写るほどブレが目立つ。
この二つをおさえて欲しい。
次に同じシャッタースピードでどのアングルがブレやすいか。
1.列車の正面から撮影するほどブレず、側面から撮影するほどブレやすい。
2.望遠で撮るほどブレにくく、広角側で撮るほどブレやすい。
特定の列車を撮りに行く場合、最低でも同じところを走る列車一本が試し撮りができるように早めに撮影地に行く。デジタルカメラの液晶画面の場合、普通の物だと11万画素、高級機でも23万画素程度。数百万画素すべてが観れるわけではないので、必ず撮影した後の確認はズーム(拡大再生)するように。ズームするとピンボケが、被写体ブレが、手ブレが起きているかどうかがはじめて分かる。
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