その他撮影法


■雪の鉄道を撮る■
晴天下は非常に反射率が非常に高く、カメラのTTL測光の標準反射率である18%を大きく上回るため露出補正が必要である。自動で撮ると実際よりも灰色っぽくなってしまい雪の美しさが出てこない。そこで+1〜2EVくらいの補正を掛けておこう。
普通はEV+1ぐらい掛けて撮影するように。
雪の厳しさを表現するには補正を掛けないか若干マイナス気味にすると良い。



■黒光りする蒸気機関車■
上の雪とは逆の現象で黒い蒸気機関車は光の反射率が極端に低いため自動だとカメラは露出オーバー気味に撮ってしまう。そこで今度はEV補正を+側にしよう。自動で撮影すると機関車は灰色になってしまい迫力に欠ける。尚、雪と場合と異なり、風景写真なんかの場合だと、蒸気機関車が画面上に占める量は少ないので補正しなくても良い。

完全自動で撮影した場合。濁っていますね。
Adobe Photoshop Elementsで補正したもの。明るさを下げてコントラストを僅かに上げた。蒸気機関車が黒光りしてスッキリしますね。カメラ場合でもレタッチの場合でもコツは「これでもか」っていうぐらい明るさを下げること。

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