さよなら交通博物館と旧万世橋駅遺構特別公開

5月14日をもって交通博物館は大宮への移転に伴い、閉館することとなった。博物館は旧万世橋駅と併設していることもあり、閉館記念に遺構の特別公開を行っている。私は運よく、予約が出来、4月19日に見学に行った。2007年10月14日の鉄道の日に合わせて鉄道博物館が開館する。

公式ホームページ
交通博物館
鉄道博物館

さよなら交通博物館
おなじみの入館口。0系とD51が迎えてくれる。
旧万世橋駅に建てた交通博物館。夜のライトアップは美しい(らしい)。
閉館に伴い、汽車などには特別ヘッドマークが飾られた。それらを紹介していきたいと思う。

0系。
信越線や御殿場線などの勾配区間で使用したマレー式蒸気機関車。

きかんしゃやえもんのモデル、1号機。桜木町と新橋を走った最初の蒸気機関車である。

修学旅行に使ったなかよし号。

旅客車を最後に引いたC57。やっぱ格好いい。

旧万世橋駅遺構特別公開
かつては中央線の終着駅。立派な駅校舎に運河の交差点でもあったため、当時は上野などに匹敵する巨大ターミナル駅だった。中央線の東京延伸や関東大震災で衰退していき、幻の駅となった万世橋駅。これkらその遺構を紹介しよう。

こちらは予約をしなくても館内の窓から見れる中央階段跡。
上の写真同様、中央階段。
ここからは予約した者限定となる。平日は所要時間20分、休日は15分。
まず案内されるのが高架駅を物語るアーチ。ここで、万世橋駅と交通博物館をふり返る良くまとまったショートムービーが数分間上映される。その後、写真撮影の時間となった。
上の写真同様。
次に案内されるのは別の中央階段と思われるのもの。プラットホームへと出る。階段の先に通常ある滑り止めの金具は戦時中に武器製造のために回収されたといわれている。
実際に外へは出られず、窓から中央線を見ることになる。ダミーの駅名標が立っている。
見学用通路。