■はじめに■
コンパクトデジタルカメラを使っていた頃はなぜおじさん達は一眼レフを使うのか全く分かりませんでした。ビデオカメラの写真機能で十分ではないのかと思ったくらいであった。しかし友人がハイエンドデジタルカメラを使い始めその機動性に感動し、KonicaMinolta製DiMAGE
Z5を購入(というかプレゼントされた)。その後親戚がデジ一眼を購入し持たせてもらった時にさらなる感動、写真を撮る快感を感じた。その後なんとかお金をためて世界で一番普及したデジ一眼EOS Kiss DNを購入した。近年のデジタル一眼レフは昔よりも簡単に撮影可能になり、撮影地で高校生でも持っていることが珍しくなくなってきた。
一人でも多くの人に良さを伝えられれば幸いです。
■デジタル一眼レフの利点■
上げても上げきれないので構造上、有利な点を説明する
1.高画質
まずデジタル一眼レフは通常のデジカメよりも8倍以上の広い面積をもつCCDを装備し、圧倒的なノイズの少なさと余裕の高画質化が実現する。
2.レンズ
一眼レフの醍醐味はレンズが望遠・広角・マクロなどレンズ交換ができること。
レンズが大口径で明るいため、正確なピントあわせが高速で行われる。
またデジカメよりも実焦点距離が長いため、背景が綺麗にボケる。
ズームは手動のためすばやくできる。
3.光学ファインダー
デジカメは起動中CCDから常に映像情報を受信し、液晶画面に映すために待機消費電力が大きい。比べてデジタル一眼レフは撮影時のみにCCDから映像情報を受信するため待機消費電力が非常に小さい。また高速連写も実現させる。
さらにコンパクトデジカメの液晶ファインダー・画面は近距離で液晶を凝視しているので視力低下につながるが光学ファインダーは実際に遠くの被写体をみているため目に優しい。
ちなみに光学ファインダーのミラーの作動音が「カシャッ」というカメラらしい音を生み出してくれる。
4.大型ボディー
一眼レフの大きなボディーはグリップ性が良好で手振れを防いでくれ、疲れにくい。
説明できないほど多いメリットだが追加すると所謂「数値に表れないスペック」が高く、高速反応や細かい撮影設定も魅力の一つであり、何と言っても撮影するのが楽しい。
■デジタル一眼レフの欠点■
いいことばかり言っていても疑われるのでデメリットも紹介します。
・機材がかさばる
大型ボディーに大口径レンズ、それに耐えられる三脚など一眼レフはシステム化していくとカメラバッグが10kgを超えることも十分考えられる。フットワークを犠牲にしないためには体力作りも欠かせない。
・視野率の問題
先程光学ファインダーの話をしたが、光をレフなどの光学機構に反射させていくため、視野率が100%になかなか届かない。つまり、ファインダーには映ってなかった端の障害物が実際に撮影してみると映りこんでしまっていることがある。まあ、鉄道写真に支障をきたすことはほとんどないが....
・高価である
あたりまえと言われたらあたりまえだがカメラに限らずオプション品などもやたらと値段が高い。
これくらいだが利点と比較すればどれも大したことではないと思う。
百聞は一見にしかず。まずはお店に行って手にとってみるべし。一眼レフコーナーはちょっと異様な雰囲気で最初は入りにくいが気軽に触ってみるべし。壊すことだけはしないように。。。